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2023-11-04 (Sat)  10:18

新しい日本を築け

11月に入りました。
今日は久しぶりに、7月末にご紹介した記事の続きです。

ちょうど、今の日本に対して色々な思いを抱いている皆さんに
是非読んで頂きたい個所をご紹介します。


*****


●同じ歴史を繰り返すな、新しい日本を築け
社会、経済の停滞が続き、ドラスティックな発想転換の必要性がいわれているいまでも、
この事情はあまり変わっていません。
GDPのコンマ何パーセントかの変動に一喜一憂するような、右肩上がりの思想を
ほとんど唯一の「善」として、私たちの多くはいまだに上へ、先へと急ごうとしているのです。
それは、欲望という煩悩を原動力にして、優勝劣敗の競争原理のもと、
物質的豊かさを最優先させる覇道の哲学といえます。
いわば「利を求めて道なし」であり、そうした国のあり方、個人の生き方から、
私たちはまだ抜け出せていません。(略)
いまこそ経済成長至上主義に代わる新しい国の理念、
個人の生き方の指針を打ち立てる必要があります。
それはまた一国の経済問題にとどまらない、国際社会や地球環境にもかかわってくる
きわめて大きな喫緊の課題でもあります。
なぜなら、人間の飽くなき欲望をベースに際限なく成長と消費を求めるやり方を改めない限り、
有限な地球資源やエネルギーが枯渇するだけでなく、地球環境そのものが破壊されないからです。
つまりこのままでは、日本という国が破綻してしまうだけでなく、
人間は自分たちの住処である地球そのものを自分たちの手で壊してしまうことになりかねない。
それと知って、あるいはそれと気づかず、沈みゆく船の中で、
なお奢侈を求め、飽食を楽しむ―私たちはその行為のむなしさ、危うさに一刻も早く気づき、
新しい哲学のもとに新しい海図を描く必要があるのです。


*****


今、私が働いている会社で、昨日全体研修がありました。
私のようなパート従業員も含め、ほとんどのスタッフが集結しました。
2年とちょっと前、私が仲間に加わったときには、
まだスタッフが私を入れて5名しかいなかったのですが、
あっという間に成長を遂げ、スタッフは50名ほどになりました。

さて、この研修では統括マネージャーがメインで話をしたのですが、
私たちを鼓舞するために話していることのベースに、
正に稲盛さんが訴えておられる思想が根付いているな~と思いながら聞いていました。
まあ、彼は40代半ば。経済成長至上主義が根付いているのも仕方ありません。

「皆さん、自分の夢を思い描いて下さい」と彼は言いました。
しばらくして、「どうですか? 海外旅行に行きたいとか? 大きな家に住みたいとか?」など、
彼が例えに出すものは全て、“金で解決すること”ばかり。(笑)
心の中で「ずれてますよ~」とつぶやいた私。

昨日のメンバーには、私のようなおばちゃんやおっちゃんもいましたが、
20代の若い子たちも本当にたくさんいました。
彼らの価値観は、40代半ばのマネージャーとは違うんですよ。
そう、ほとんど欲がない。(みんながみんなではないですが…)
「人を笑顔にしたい」とか「人の役に立ちたい」とか、
そんな思いを持っている子たちがたくさんいます。

「うちの採用基準は、素直であること、努力家であること、
無償の愛を持っていることの3つです」と、マネージャーはいつも言っています。
実際、今のメンバーは300名以上を面接した中から選ばれた人ばかりなので、
1人採用するにあたり、5名ほどはお断りしている計算になります。
それほど厳選してスタッフを選んでいるマネージャーですら、
「経済成長至上主義」から抜け出せないでいるわけです。
彼に「飽くなき欲望」があるからといって、
スタッフも同じだろうと思って話をするのは、正直ズレていますよね。

政治に目を向けても、同じような印象です。
新しい価値観を持ち、新しい時代を切り拓こうと実行に移している
若い世代がたくさんいるにもかかわらず、
いまだ経済成長至上主義から抜け出せない古参の政治家たちは、
ズレている政策を展開し続けています。

斜陽の日本。
著者の言うように、「新しい哲学のもとに新しい海図を描く必要がある」のです。
しかし、誰も「新しい」ことにチャレンジしません。
大きな災害に何度も見舞われても、何も変わりません。

国も身体も人生も同じ。
悪いとわかっていてもやめられずに続けていると、国は劣化し、
身体は病気になり、人生にはトラブルが起きます。
良くないことが起こるとき、「今までのやり方は間違ってないですか?」と
知らせてくれているサインだと、私は受け止めて生きています。
だから、これまでのやり方を改め、新しいやり方(習慣)を導入するのです。
そうすると、新しい自分に変わります。
私はそれを何度も繰り返してきたため、
今のように毎日が幸せに溢れる人生を生きられるようになりました。

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崇高な意思を持った政治家が登場してくれることを祈りつつ、今日の記事を締めたいと思います。
次回も、こちらの本からのご紹介の予定です。




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最終更新日 : 2023-11-04