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2023-07-30 (Sun)  08:07

利他の心で生きる

子どもたちは夏休み真っ最中!
連日の暑さに、倒れそうになってしまいそうですね。(汗)
毎日のお昼ご飯の用意が大変になったお母さん方、ご苦労様です。
ちょいちょい手を抜きながら、何とか乗り越えてくださいね。

さて、今日も4月からご紹介中のあちらの本から。

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第4章 利他の心で生きる

●いまこそ道徳に基づいた人格教育へとシフトせよ
なぜ、私たちはそれほど根源的な道徳規範を失ってしまったのか。
人を思いやる心、利他の心を忘れてしまったのか。
その答えは簡単です。
要するに、大人が子どもにそれを教えてこなかったからです。
戦後およそ六十年がたっていますから、
今生きている多くの日本人は道徳について何も教えられていないといっていいでしょう。
私は戦前の教育を受けた人間なので、そのことがよくわかります。
自主性の尊重を放任と拡大解釈し、自由ばかり多く与えて、
自由と対をなす人間として果たすべき義務については、ほとんど教えてこなかった。
人間として備えるべき当たり前の道徳、
社会生活を営むうえでの最低限必要なルールを身につけることを、
私たちはひどくおろそかにしてきたといえます。
昔から、そういった生きる指針となる哲学というものを人々に教えてくれていたのは、
仏教やキリスト教に代表される宗教でした。
これらの宗教の教えは人々が生活を営む上での道徳、規範となっていました。
隠れて悪いことをしても、神仏はすべてお見通しだからその報いは必ず受けなくてはならない。
また人知れず善行をつんでいる人を神仏を見捨てたりはしない―
こうした観念が信仰によってもたらされ、そこから、
「人間として正しいこととは何か」ということを考えざるをえなかった。
しかし近代の日本では、科学文明の発達に伴い、
こうした宗教はないがしろにされてしまいました。
それに伴って、人間としてあるべき姿を指し示す道徳、倫理、哲学、そういったものさえも、
しだいに忘れ去られてしまったのです。
哲学者の梅原猛先生が
「道徳の欠如の根底には宗教の不在がある」とおっしゃっていますが、
私もまったく同感です。とくに戦後の日本社会では、
戦前の国家神道を核とした思想統制の反動から、
道徳や倫理がふだんの生活や教育の場から排除される傾向が強まったからです。
昨今でも、総合教育を謳いながら、
道徳による人格教育をしようという動きはあまり見られません。
加えて「個性教育」を重視するあまり、
人間として身につけるべき最低限のルールやモラルをきちんと教えない。
幼稚園でも「自由な教育」を標榜し、物心もつかない幼児たちを放任してしまう。
それでは、大人になるまでに必要な最低限のルールさえ身につける機会がありません。
まだ心身ともに成長過程にある少年期にこそ、
「人間としてどう生きるべきか」を学び、
じっくりと考える機会を与えることが必要なのではないでしょうか。

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著者は、
「昔から、そういった生きる指針となる哲学というものを人々に教えてくれていたのは、
仏教やキリスト教に代表される宗教でした」
と語っています。

現在でも、国教が定められている国はたくさんあります。
日本も、以前は神道が国教の時代がありました。
良くない教えもあったのでしょうが、
道徳的・哲学的な良いことが身に付いた時代かもしれません。

私たち人間も、自然の一部に過ぎない存在です。
だからこそ、自分以外のものに対して、常に謙虚でいたいと思います。
それは、他人であったり、自然であったり、宇宙であったり。
自分以外のものに畏敬の念を抱きつつ、生きていければな~と思っています。

私は以前、当時親戚関係にあったある女性からこんな質問を受けました。
「どうしたら、うちの息子、本を読むようになるんですか?」
私が、小学校教諭の免許を持っているから、ヒントをもらおうとしたのでしょう。

真実を告げることは当時しませんでしたが、答えは以下の通りです。
「まずあなたが、本を読むことを大好きになることです」
親が本を楽しんで読んでいれば、寝かしつけの際、たくさんお話をしてあげたくなるでしょう。
親が本を楽しんで読んでいれば、その姿を見た子供も、本を読んでみたくなるでしょう。

ちなみに、私の両親は結構本を読むことが好きで、
小さい頃から本棚にたくさんの本がありました。
では、私が親が好きな本を読んだかというとそうではなく、自分が読みたい本を読みました。
つまり、普段の生活の中で、「本を読む」ことが当たり前に存在しているか否か。
親が本を読みもしないのに、我が子に本を読んで欲しいなんて…。
そんな都合の良い話はないんです。(笑)

道徳・哲学も一緒。
親が持っている道徳観や哲学が、全くそのまま子どもに浸透するわけではありませんが、
とても強く影響されることは間違いありません。
我が子に「どうして、こんな子なの?」と思われたら、是非ご自身を振り返ってみましょう。

私はまだ見ていませんが、「君たちはどう生きるか」という映画が封切られましたね。
同名タイトルの小説とマンガは、数年前に読んだことがあるのですが、
正直、それほど感動はしませんでした。
もっと感動する本を山のように読み過ぎたのかもしれません。(笑)
それはともかく、人としてどう生きるべきかということを真剣に考える…
というチャンスを得られないまま、大人になってしまう人があまりにも多すぎるのでしょう。

大丈夫です。
人生100年と言われている今、40代でも、50代でも遅くありません。
是非今からでも、残りの人生をどう生きるべきか、真剣に考えてみませんか?





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最終更新日 : 2023-07-30