何よりも「対面する」ことが重要

前回からご紹介し始めた本のご紹介、
皆さん、何かしら良い印象を持って下さっておりますでしょうか?

今日は、現代が抱える問題について書かれている個所をご紹介します。
是非、ご覧下さい。

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○何よりも「対面する」ことが重要

相手との普段の意思疎通が順調なら問題ありませんが、
何かの拍子に齟齬をきたすと、胸の内に小さな不信感が芽生えます。
不信感は普段の言動に影響しますが、
自分と相手の関係がぎこちなくなり、ついには壊れてしまいます。
その時、私たちは相手を一方的に責めがちですが、
そもそもコミュニケーションは自分と相手の双方向の関係であることから、
自分にまったく非がないことはありません。
気がつかないうちに自分も何かしら
関係が壊れる因子を蒔いているわけですが、大半の人にその自覚がありません。
特にインターネット上に氾濫する情報は、私たちの生活を一変させました。
情報量と信頼度は逆相関すると語る識者もいます。
それは極端な意見であるにせよ、情報空間でのやり取りが増えるほど、
コミュニケーション上の衝突も増えることはすでに皆さんもご存知の通りです。
本来ならそこまで濃厚にならなかったはずの交流が、
ある一定の限度(臨界点)を超えて、自分や相手の聖域に侵入するからです。
そうした状況を憂えて、「定期的な情報断食を」と訴える人も登場し始めましたが、
さらに深刻なのは、相手との十分なコミュニケーションをとらないうちから
勝手な不信感を持ってしまうことです。
インターネットというツールは便利な半面、
偏った情報を一方的に刷り込むことも可能です。
予断はこういう精神状態からも生まれます。
私自身は、インターネットは一次情報を得る手段の一つと捉えてはいますが、
本当に大切なことはネットには出ていないもの、とも考えています。
(略)
そもそも意思疎通とは、メールや電話といった便利な道具を介した
情報のやりとりがメインではありません。
一番大事なのは、「対面すること」で生まれる感情と感情の混ざり合い、
そこで複合されて生まれるコンセンサス(合意)です。
コンセンサスが得られて初めて、お互いの意思疎通がスムーズになります。
原始的だ、アナログだと思われる方もいらっしゃるかと思いますが、
じかに対面することこそ勝手な不信感を持たないための有効な手段です。
会ってみたら思っていた雰囲気と違った、よく話してみたらいい人だった、
そういう経験はみなさんにもあるでしょう。
私たちはそこに至る前の段階で、
重要なコミュニケーションを拒否していることも多いのです。
さらに対面は、人と人とのエネルギーの交換なので
マニュアル化が難しいものでもあります。
その手のテーマを自己啓発書などで書いている方が大勢いますが、
ごく基本的なことは学べるとしても、
肝心な部分は自分と相手がその場で交流してみないとわかりません。
マニュアル式に対応しようとすると、逆に不信感を抱かれます。
相手を思いやる感情の発露こそ、
あたたかみのある対面という場を形成することができるのです。
対面という「場の形成」は、自分と相手がそこに至るまでの間に蓄積された
多くの要素をいかに交流させるかで、うまくいく、うまくいかない、が決まります。
だから対面はどちらかが一方的に攻めてもうまくいきません。
攻める側の人間は、一見、相手を懐柔したかのように見えても、
相手の心の奥ではさらに強い不信感が芽生えていることにまで配慮が届きません。
拙くてもいい、滑らかに表現できなくてもいいのです。
まずは自分の言葉で伝えることこそ、
対面という場の価値を高める最上の手段だと思います。
その経験を繰り返すうちに、不信感や予断を持つことが消えます。

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私も、人とコミュニケーションを取るには、やはり、
直接会って、顔を見ながら話さなければ、誤解が生じるように思います。
ただ、発達障害などのコミュニケーションに障害を持つ人たちや、
短期記憶障害など、脳に何らかの問題を抱えている人たちの場合は、
メールなどでコミュニケーションを取った方がいい場合もあるので、注意が必要です。

血の通った人間ですから、表情や声のトーン、身振り手振りなども含めて、
「文面」だけでは伝わらない様々な情報を読み取る方が、
通常であれば、誤解を生じさせずに心が通じるような気がします。
「じかに対面することこそ勝手な不信感を持たないための有効な手段」
と書かれていましたが、本当にその通りだと思います。




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