物が多くなると、不自由になる

今日からは、こちらの本をご紹介したいと思います。

悩まない---あるがままで今を生きる


著者である矢作 直樹氏は、金沢大学医学部を卒業後、
麻酔科、救急・集中治療、内科の臨床医として勤務後、
東京大学工学部精密機械工学科教授、東京大学医学部救急医学分野教授、
東大医学部附属病院救急部・集中治療部部長を歴任された医師でいらっしゃいます。

何冊か読ませていただいたのですが、大変読みやすく、わかりやすく、
ぜひ皆さんにもご紹介したいと思いました。

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○物が多くなると、不自由になる

私たちはなぜ、物を持つのでしょうか?
もっとわかりやすく言うと、なぜこれ以上、
さまざまな物を購入しようとするのかということです。
なぜ買うのか?今あるもので十分ではないですか?
なぜ十分ではないと感じてしまうのでしょうか?
私たちの脳には「物質幸福主義」が刷り込まれていませんか。
物を買い、物に囲まれた豊かさこそが究極の幸せであると
錯覚させられてきた
からなのではないでしょうか?
近年、捨てることの重要性を説く人が次々と登場していますが、
そもそも物を持つことに執着心や幸福感がなければ、
こういうことは話題にならないと思います。
物が増えると一時的に愉悦を覚えると思いますが、
それは次第に雑念や邪念を持つことになります。
もっと買わなければ、もっと人が持っていないものが欲しい、
もっともっとという病にとりつかれるのです

いろいろな物を持つことで自分が人並み、
あるいは平均よりも少し高い所に位置したように錯覚しますが、
そもそも人並みとか平均という実証データは存在しません。
より商品に関する購買力や購買層に関する統計値が出ることがありますが、
サンプル数(調査回答数)を見ると、たったこれだけの人数しか調査していないのに、
いかにも国民全体を象徴しているかの有用なデータとして発表されています。
私たちはそこで強調される数字(%)に囚われているに過ぎません。
多くの企業は自社製品を持つことでステータスを高めましょうと喧伝しますが、
見た目よりも中身が重要であることは、人生はエピソードがすべてであるという
事実を理解できる人なら説明は不要ではないかと思います。
物が多いと暮らす面積が減ります。自由に動けるスペースがなくなるのです。
私の持っているものといえば本くらいしかありません。
たしかに本の整理はやらなければいけないとは思いつつ、
皆さんが必要とするほとんどの物にはあまり関心がありません。
私は都心に住んでいるので、自動車を持っていません
自転車でどこにでも行けるからです。
自動車の所有には購入代金以外にさまざまな維持費がかかりますが、
自転車はその点、とても楽です。
自動車のほうがこがなくていいだろうと笑う人がいますが、
自転車をこぐことで健康にも環境にも寄与します。
自転車は長距離だと時間がかかるだろうという人もいますが、
そんな長距離なら、鉄道を利用すればいいだけです。
風を肌で感じ、景色を自由に楽しみながら運転できる乗り物は最高です。
また、メンテナンスさえしっかりやれば、自転車は長持ちします。
私は自宅もありません
現在も一年中、大学病院内の研究等の自室で過ごしています。
部屋が狭いので、ブランド品や部屋に飾る調度品もありません。
身に付けるものは機能性を重視している以外はどんな製品でもかまいません。
ただし、本に関しては今後も増えると思います。
所有することにこだわるわけではありませんが、
手元にあると便利だからそばに置いているというだけです。
多くの知識を満たしてくれる手前、こればかりはやめないと思います。
私の死後はどこかに寄付しようかなとも考えています。
そういうことをリビングウィル(生前の意思)として残しておけばいいだけです。

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ここ数年、私は物を減らす…ということを理想として生きています。
だからといって、“ミニマリスト”になろう、とかいうのではありません。
物を持たない…ということによって、自由になりたいのだろうと思います。

私も、どこへ行くにも自転車を利用しています。
結果として、電車代を節約できてはいますが、
自分の好きなように移動が出来る「自由」があり、
荷物を手に提げて歩かなくてもよい「自由」があり、
何よりも、脚力の衰えを防ぐことが出来る(健康になる)のがいいのです。

皆さんは、著者のお考えに対して、どのような印象を持たれましたか?




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