批判するより信頼して許す

すっかり日常生活に戻ってしまいましたが、
今日からは、また本のご紹介に戻りたいと思います。

昨年からご紹介しておりますこちらの本のご紹介、

近しい相手ほど許せないのはなぜか (角川SSC新書)


今日で最終回となります。
それでは、早速…。

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○批判するより信頼して許す
私たちはみな、自分の視点から物事を見るしかない。
だから、こちらからすればあまりに身勝手な行動であっても、
相手は相手の視点からしか見ていないため、
自分が悪いとは思っていないことが多い。
こうした視点のスレ違いが、多くの人間関係のトラブル、
それによる「許せない」思いの背後にあるといってよい。
自分が悪いと思っていない相手を糾弾したり攻撃したりしても、
反省するどころか、攻撃されたという被害感情をもち、
頑なな態度を示すばかりだろう。
そんなときに威力を発揮するのが信頼の視線だ。
これも「許す心」のひとつのあらわれと言ってよいだろう。
私たちには、信頼されるとその視線を裏切りにくくなるといった性質がある。
相手が批判的なことを言ったり、批判的な態度を示したりすると、
そうした批判的な視線に応えて、やるべきことの手を抜いたり、
いい加減なことをしたりしやすくなる。
相手のネガティブな視線、いわば負の期待に応える形で、
望ましくない行動をとるわけだ。
一方、相手が期待しているようなことを言ったり、
好意的な態度を示してくれたりすると、
そうした期待のこもった視線に応えなければならない雰囲気になる。
そこで、つい頑張ってしまう。手抜きがしにくくなる。
いい加減な行動をとりにくい。
(略)
批判的なことを言ったり、批判的な態度を示せば、
相手は開き直って、いい加減な態度をとりやすくなる。
こちらが受容的なことを言ったり、寛大な態度を示せば、
相手はこちらの好意的な視線に応えるかのように、
前向きな気持ちで行動するようになる。
そのことを忘れないことが大切だ。
相手の現状に批判的な目を向けるよりも、
こうなってほしい相手の像を思い浮かべる。
これまでの確執については糾弾することなく許してしまい、
今後の関係に目を向けて期待の視線を投げかける。
そうすることで、関係は改善され、
信頼の絆の形成に向けた一歩を踏み出すことができるだろう。

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私も40代半ばになり、ずいぶん色々と人生がわかってきたように思います。
人間は、誰もが自分の経験に基づいた目盛りがうってある定規を持ち、
その定規を使って他人を測ろうとしてしまいがちです。
しかし人間は、それぞれに違う目盛りがうってある定規を持っています。
だから、相手が自分の目盛りとは違う目盛りを使っていることに腹を立てても、
どうしようもない…ということに気づけば、諦めの心が芽生え、
「許せない」という気持ちがなくなるように思います。

「変えられるのは、自分と未来だけ」「過去と他人は変えられない」
ということが自覚出来れば、無駄な努力はしなくなります。(笑)
今年は「心穏やかに生きる」ことを目標にしては如何でしょうか?




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