なぜ許せないのか?

クリスマスですね~!
皆さん、楽しい時間をお過ごしでしょうか?
さて、前回からご紹介し始めたあちらの本から、
今日もお伝えしたいと思います。

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第2章 なぜ許せないのか?

○自他未分化な心理的一体感
親が何でも合わせてくれるような甘い環境で育った場合、
自分では気づかなくても、自他未分化な心理的一体感の世界を
いつまでも引きずっていることがある。
そのために個別性の自覚が十分でなく、
他人がこちらの期待するような反応をしてくれないと「許せない!」といった
恨みがましい思いを抱いてしまうのだ。

○他人に期待しすぎるから許せなくなる
期待しすぎるから、裏切られた思いになる。
期待がなければ、裏切られることもない。
他人には何も期待しないという冷めた人は、
相手がどんな反応をしようと、淡々とやり過ごすことができる。
許せないという思いに駆られがちな人は、
他人が自分によくしてくれるはずといった期待をもっている。
恐らく周囲から大切にされて育ったのだろう。
ゆえに、好意的な反応をしてくれない人に対して、
許せないといった思いを抱くことになる。
他人にやたらと期待しがちな人が、裏切られた思いを抱え、
恨みがましい気持ちをもつのである。
このような人は、幼児期以来の自己中心的な世界を
脱することができていないのだ。
自分には自分の世界があるように、相手には相手の世界がある。
相手はこちらの視点で行動しているのでなく、ゆえに、
他人の行動をコントロールすることはできない。
そのことは頭では理解できても、実感としてわかっていない。
許せない思いを抱きやすい人は、他人の行動をコントロールできるといった
幻想に惑わされているといってよい。
他人と自分をもっと切り離してみる必要があるだろう。

○自分に価値が感じられないと心の許容度が低下する
見下されるのではないかと防衛的に身構えている心には、
相手のちょっとした言動が攻撃的なものに感じられる。
(略)
哲学者の三木清が、人生のさまざまな局面について
自在に論じたエッセイ集の中で、怒りの心理について、次のように指摘している。
「ひとは軽蔑されたと感じたとき最もよく怒る。
 だから自信のある者はあまり怒らない。
 彼の名誉心は彼の怒が短気であることを防ぐであろう。
 ほんとに自信のある者は静かで、しかも威厳を具えている」
「相手の怒を自分の心において避けようとして自分の優越を示そうとするのは愚である。
 その場合自分が優越を示そうとすればするほど
 相手はさらに軽蔑されたのを感じ、その怒は募る。
 ほんとに自信のある者は自分の優越を示そうなどとはしないであろう」

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親が何でも合わせてくれるような甘い環境で育った場合、
 自他未分化な心理的一体感の世界を いつまでも引きずっている」
「許せないという思いに駆られがちな人は、
 他人が自分によくしてくれるはずといった期待をもっている。
 恐らく周囲から大切にされて育ったのだろう。
 ゆえに、好意的な反応をしてくれない人に対して、
 許せないといった思いを抱くことになる」

甘やかされて育ったご主人と生活していらっしゃる奥様方!
「そうそう、うちの主人もこれなのよ~」と思われたのではないでしょうか。
夫としての役目(一番は生活費を入れること)も果たさず、
中には妻に対して暴力をふるっておきながら何の反省もせず、
「自分のことを否定せず、自分の言うことを何でも聞いてくれた
過保護な(言ってみれば親バカな)母親」役を妻に求めるような、
「自分勝手」以外の何物でもない夫もいるでしょう。

小さな犬がキャンキャン吠えるのは、自分に自信がないから。
人間も同じでしょう。
「俺は怒っているんだぞ~!」
「俺を怒らせるなんて、お前はなんてひどい嫁なんだ!!」
「俺を怒らせるな~!」
という態度を繰り返されて、妻がどういう気持ちになるかなんて、
自信のない夫たちには、全く想像もできないのでしょう。(涙)

前回もお話ししたように、同様の状況に置かれても、
「怒る人」と「怒らない人」がいるわけで、怒っているのはその人の問題。
怒らない選択もあるのに、自分で「怒る」選択をしただけのことなのです。




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