経済ではなく精神を取りもどす

さて今日からは、新しい本をご紹介したいと思います。
それは、こちら。

松下幸之助の求めたるところを求める


印象的だった個所をいつものようにご紹介したいと思います。

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第2章 精神をなくしてしまった日本人

・経済ではなく精神を取りもどすこと

私は日本の百年の計を考えるときに、
その土台としてすごく大事なのは精神ではないかという気がします。
今、一番失われているものは経済でも何でもない、精神です。
高邁なる精神が失われたことが、日本の一番大きな問題点ではないかと思います。
私の学生時代に、歴史学者の会田雄次先生が
私たち学生に言い続けていた言葉があります。
「私は、君たちがこの日本を動かす時が大変心配である」
五十年以上前の話です。
私は「ほっといてくれ」と思いました。
ところがなぜか最近になって、
当時は全然聞く耳を持っていなかったその言葉がよみがえってきました。
「そう言えば、会田先生、言ってたよな。君らが日本を動かす時が大変心配だって」
今、そのときが来ました。麻生太郎さんも小泉純一郎さんも私と同世代です。
大なり小なり私たちの世代が今、日本を動かしています。
裏返したら、会田先生が半世紀ほど前に心配した、そのときが来たということです。
「君たちが受けてきた教育に問題がある。
今までの日本のリーダーとは、根本的に受けてきた教育が違う」と言うのです。
いい悪いの問題ではありません。
戦前とは正反対の教育を受けたのが、今の日本のリーダーたちです、
私が小学校に入ったのは、昭和二十三年です。
そのとき、日本は独立国家ではありませんでした。アメリカの占領下にあったわけです。
私たちの世代、今の日本のリーダーは、
戦後教育を一番最初に受けた、いわば一期生です。
その戦後教育の第一期生が現在の日本を動かしています。
戦後教育の最大の特徴は何かと言えば、民主主義という名のもとに、
日本人の伝統精神が骨抜きにされたことでした。

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皆さんは、どのようにお感じになるでしょうか。
私は海外生活から戻ってきたとき、
自分が如何に日本の近現代史についての理解が出来ていないか、
そして、知ろうとしてこなかったのか…ということを猛省し、
近現代についての専門書や資料を読み漁った時期がありました。

今日ご紹介した部分については、本当にその通りだろうな…と納得できます。
政治については様々な立場や考え方があるので、
ここで深く言及するつもりはありませんが、果たして日本の政治の現状が、
安心できるものか否か…、皆さんは実感されていることと思います。

今年は、世界的に激動の1年になるやもしれません。
私たちは時代の波に翻弄され、思ってもみなかった人生を送るかもしれません。
でも、それはきっとそういう運命のもとに生まれてきたのだと腹をくくり、
生きていくしかないのでしょう。




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