怒れる自分から他者を守る

さて今日も、前回からご紹介し始めたあちらの本の中から、
印象に残った個所をご紹介したいと思います。

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第三章 怒れる自分から他者を守る

●セルフチェックの四原則
堪えきれない怒り。
それによって傷つくのは、自分自身ばかりではありません。
その矛先は友達や両親、同僚、恋人など、
身近で大切な人へと向けられることがあります。
たとえば怒りに駆られて八つ当たりしたくなるのは、
決まって身近で親しい人です。
見知らぬ人を捕まえて八つ当たりする人はなかなかいないでしょう。
つまり最も傷つけたくない人を優先的に傷つけてしまうのです。(略)
怒る人の多くは、自分のことを生命や財産、
権利などを侵害された被害者だと感じているのです。
恐怖心が被害者意識を生み、それが「自分の身を守って何が悪い」という
正当化のロジックへとつながります。
だからこそ怒る人は容赦なく相手に感謝を叩きつけ、
傷つけることができるのです。

●他者への怒りの源にあるもの
たとえどんなに親しい間柄であったとしても、
他者を完全に理解することはできません。
長年つき合う親友や配偶者でも、きっと見たことのない一面があるはずです。
こうした未知が恐怖心を呼び起こし、怒りへと発展していくのだということができます。
だとすると、ここでできる対処法が見えてきます。
他者への未知が恐怖を生むのであれば、他者を知っていけば良いのです。
では他者を知るためにできることは、一体なんでしょうか?
他者と自分をつなぐもの。それはコミュニケーションです。
コミュニケーションを大別すると、物理的に相手の身体に触れるものと、
触れないものの二種類とすることができます。
例えば握手や相手と抱き合うハグなどは直接触れ合う物理的な接触であるのに対し、
言葉や文字を用いたコミュニケートは間接的な接触と言えます。
両者のうち、日常生活で主に用いられているのは、間接的な接触です。
まず日常会話がそうですし、メールやネット全般も含めることが可能です。
こうして私が書いた文章を皆さんが読んでいるのも、
私と皆さんの間接的なコミュニケーションに含めることができるでしょう。
これら間接的なコミュニケーションの一番のメリットは、
時間と空間を超えることができるということ。
声は空気の振動として数十メートル先の人にまで届きますし、
文字にすれば印刷物やネットを通じて
さらに遠くの人とのコミュニケートも可能となります。
時を超えて遥か昔の人からのメッセージを受け取ることができれば、
未来の人に向けて何かを書き残しておくことも可能でしょう。(略)
つまり言語を用いる場合、
一定時間内で伝えられる情報量がかなり限定されてしまうのです。
その一方で、身体同士で触れ合う直接的コミュニケーションはどうでしょう?
先に述べた通り、時間、空間を超えることができないという
極めて大きな制約があるものの、言語をはるかに超える濃密な情報交換が可能となります。
それは視覚や聴覚に加えて触角や嗅覚など様々な情報が、
同時並列的に流れ込んでくるためです。
それによって「言葉にならない気持ち」を伝えることができるのです。
特に触角から得られる情報量は膨大です。
握手などのちょっとしたスキンシップでも、
相手の体温、脈拍、湿気、弾力など、様々なことが分かるでしょう。

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皆さんもご経験があると思いますが、身内からの八つ当たりって、本当に辛いですよね。
「何故、私がこんな目に!?」「私はサンドバッグか!?」と思うことも。
「最も傷つけたくない人を優先的に傷つけてしまう」というのは、真実でしょう。
「自分は被害者である」という意識を持ち続ける限り、
怒りの感情から解放されることはありません。
自分が求めているものは何なのか? 
もし、その答えを見つけられたら、“怒り”“恨み”の感情から解放されるでしょう。

世の中には、“コミュ障”と呼ばれる人たちがいますが、
彼らはむやみやたらに自分が被害者であると思いこみ、
怒りを抱き続ける傾向があるとの指摘も見受けられます。
自分で怒りや恨みから解放される術を見つけられると、
随分、生きにくさが減るのかもしれませんね。

私個人的には、メールなどを使ってのコミュニケーションよりも、
やはりたくさんの情報が伝わる「対面」でのコミュニケーションが大好き♪
電話で事足りるようなことであっても、出来る限り「会いたい」と伝えます。
便利な世の中になったとはいえ、やはりコミュニケーションは、
表情や声のトーン、体温が伝わる“直(じか)”が良いですね。




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